服屋や美容室のようなおしゃれな店に入る勇気がなかった…

こんにちは。
田中翔馬です。

いきなりですが、
自分は昔、ファッションに強い苦手意識を持っていました。

そしてそれが原因でモテていませんでした。
(正確には数ある原因の1つ。)

どんな服が自分に似合うのかもわからなかったし、

服の種類やコーディネート、
色の組み合わせ、

どんなブランドの服を選べばいいのか?

逆にどんなブランドの服を着ているとダメなのか?

そういうことがさっぱりわかりませんでした。

モテるためにはファッションが重要だとわかっていましたが、
調べてもファッション用語やコーディネートが難しく感じられて、
身動きが取れなかったのです。

 

今回はそんな自分がどうやってその問題を解決したのか?

また、ファッションを変えて恋愛活動にどういう変化があったか?

という部分を書いてみようかと思います。

もし、あなたがファッションに疎いことがコンプレックスで、
恋愛に消極的になっているのなら役立つはずです。

ぜひ読んでみてください。

まずは、当時の自分がどんな感じだったのか、
そこから書きていきます。

(今となっては結構昔の話ですが…^^;)

 

大学生になっても親が買ってきた服を着ていた

恥ずかしい話、自分は大学を卒業するあたりまで
親が買ってくれた服を着ていました。

世間では一般的に、子供は小学校、中学校、高校、大学と進むに連れて、
自然にファッションにも興味を持つと考えられています。

ファッションについて教える親は多くないでしょうし、
学校で教えることもありません。

多くの人は、自分で興味を持って調べて服を買います。
服が好きな人はどんどんオシャレになっていきます。

ただ、自分の場合は環境の問題もあって、
服に興味を持つことなく大学まで進学しました。

ファッションに無頓着でも、
何ら問題ない環境で生活していました。

 

まず、自分は高校まで制服でした。

小学校は私服でしたが、
その頃は周りもそこまでオシャレに気を使っているわけではないので、
特に問題ありませんでした。

中学と高校は制服でしたので、
私服を着るのは外に遊びに行くときだけ。

しかも私は子供時代、消極的な性格だったので友達がほとんどいませんでした。

(まったくいないわけではないのですが、
かなり少ない)

 

あと、ゲームのようなインドアな遊びが好きだったので、
外に出かけることもあまりありませんでした。

幼少期は仮面ライダーとかウルトラマンが好きで、
人形を戦わせて遊んでいたり…
中学や高校、ではもっぱらゲーム

人の目もあまり気にならない環境だったのです。

だからファッションにも興味がありませんでした。

どれくらい興味がなかったかといいますと、
高い服を買っている人の話を聞いて理解ができなかったくらいです。

 

母親がワイドショーを昼に見ていたとき、
たまに『ピーコのファッションチェック』というコーナーがあったのですが、
(最近はテレビ見ないのであるのかどうかわかりませんが)

それを見て、

「(こんな高い服を買ってアホだな
そんなお金があればゲームソフトもたくさん買えるのに…)」

と思っていたこともあります。

(アホは自分だった…)

 

大学に入ってからは私服通学ですが、
それでも興味がないことに変わりませんでした。

思い出すと、恥ずかしいのですが、
大学にも母親が買ってきた服を着て通学していました。

上着は適当なトレーナー、
下は適当なジーンズ。

足はガンダムの足のようなスポーツシューズでした。

(ついでに言えば髪は角刈り、オシャレではないメガネをかけている
眉毛はゲジゲジの太眉で、鼻毛も出ている)

それに昔から持っていたリュックを背負って、
京都から阪急の電車に乗って、大阪まで通っていました。

周りの同期はオシャレに気を使っていたのですが、
自分は感じ方が完全に麻痺していたのか、
周りの服装と自分の服装の差に気付くことさえありませんでした。

 

ダサいですね、と面と向かって言われた

そんな自分が服を意識し始めたのは、
大学も卒業間近の頃です。

この頃、自分は彼女いない歴=年齢で、
そのことをコンプレックスに感じていました。

当然、童貞でしたし、
周りの知人にも彼女がいることに焦っていました。

 

だから彼女のいる友人2人に相談してみることにしました。
(恥を忍んで悩みを打ち明けました)

一人は小学校からの付き合いの地元の同級生。

もうひとりは、当時自分がバイトをしていたスーパーの後輩です。

ふたりとも彼女がいて、
ファッションもオシャレでした。

(私自身はモテない童貞でしたし、
ファッション面も疎い人間でしたが、
幸運なことにリア充の知り合いも2人いました。)

 

すると、スーパーの後輩が、

「彼女に友達を紹介してくれるように頼んでみるよ」

と言ってくれたのです。

ただ、それには1つ条件が…。

彼は続けて言いました。

 

「この際だからはっきり言うけど、
田中さんは服装がダサすぎる。
そのカッコをなんとかしないと彼女作るのは難しいと思う」

 

「田中さんを紹介する俺が恥ずかしい」

というようなことも言われました)

 

そのときは正直かなりショックでした。

 

いや、薄々もしかしたらそうかもしれない…

というような気もし始めていたのです。

それまであまり意識していませんでしたが…

それを彼にストレートに指摘されたわけです。

そのときは少し傷つきましたが、
今は感謝しています。

率直に言ってくれたのは、
彼の優しさだったと思います。

実際、彼女を作るためにはファッションは重要ですから。

 

で、私は数日後、彼と一緒に服を買いにいきました。

これが多分、服屋に入った初体験だったかもしれません。

オシャレな服屋に緊張していましたが、
彼が色々と選んでくれたのでなんとか無事に買うことができました。

(自分はただオロオロしていただけ)

 

そのとき私は初めて服の力を知りました。

鏡に映る自分を見て、

「人は服1つでこんなに変わるのか…」

と驚きを隠せませんでした。

これが私がファッションに興味を持つようになった瞬間でした。

 

そして、私の姿を見た後輩は、

「OK、だいぶ変わったな(笑)
じゃあ、約束どおり、
彼女に女友達を紹介してくれるように頼んでみる。」

と言ってくれたのです。

(あと、もう1人の地元の友人も別の日に買い物に付き合ってくれ、
また彼が通っている美容室も紹介してくれました。)

結果として、彼に紹介してもらった女性と付き合うことができ、
私は彼女いない歴=年齢に終止符を打つことができました。

 

いつまでも友人頼りではいられない

しかし、これで問題は解決したわけではありません。

いつもいつもその友人に服を選んでもらうわけにもいかないからです。

(※ついでに言えばその付き合った女性とも
1ケ月も絶たないうちに別れて(振られて)しまいました。
頑張ったものの手を繋ぐくらしかできず、
ただの友達と変わらないような関係のまま終焉を迎えました。)

今後も恋活をしないといけない…

服に関しても友人を頼ってばかりもいられない…

そんな悩みが出てきました。

むしろそれまでの自分がダサいと思われていたことを知ったことで、
余計に危機感を感じるようになりました。

(友人に選んでもらった服以外、自信を持って着れなくなった)

自分でなんとかするしかない…

と。

 

ただ、雑誌を読んでも、ネットで調べても、
いまいちよくわからないのです…

まずファッションに関する知識がなさすぎます。

ボトムスって何?

アウター?インナー?

パンツって下着じゃないの?

きれいめ?なんだよ、め、って…

というようなレベル。
ファッション用語を見ているとそれだけで嫌になります。

 

あと、服の種類や組み合わせ、
色の使い方もよくわかりません。

自分にどんな服が似合うのか?

どういう服が女性ウケがいいのかもわからない…

(ちなみに友人に選んでもらった服は、
私に似合うというよりは友人の好みがかなりはいっていました)

 

なんとかしたいのですが、
何から手を付けていいかわからない状態です。

知識をつけたいとも思うのですが、
コーディネートの法則性もよくわかりません。

1から勉強していたら、
それだけでかなりの時間がかかってしまいます。

 

ファッション苦手な人でもできる。
最速でオシャレになれる一番簡単な方法

そこで思いついたは、
前回の成功体験。

つまり、

自分が詳しくないのなら、
詳しい人の協力を頼めばいい

ということです。

 

友人や後輩にいつも頼るのは難しい…

それなら相談に乗ってくれる人を
他に見つければいい、という単純な発想。

より具体的に言えば、

服屋の店員に全身コーディネートしてもらえればいい

という答えに行き着きました。

 

彼女を作るという目的を達成するには、
自分自身がファッションに詳しくなる必要はありません。

女性と会うときに、つまりデートのときに、
それなりのカッコになってさえいればいいのです。

(特にインターネットを使った恋活はそう)

そして選んでしまえば後は着るだけ。

だから私は成功までの時間を短縮するために、
人の力を借りることにしました。

自分で学ぶと何か月、何年もかかりますが、
それをショートカットできます。

※ファッションに詳しくなりたいのなら勉強したほうがいいですが、
当時の私にとってオシャレになることは目的達成のために必要な1要素であり、
目的そのものではありませんでした。

 

そして、とりあえず近くのイオンモールに。

以前訪れた際にスーツやジャケットを扱っているような
きれいめなアイテムを扱っているお店があるのを知っていたので、
そこに行くことにしました。

ただ、情けない話ですが、
アパレルのオシャレな雰囲気に気圧されて店に入れません…

なんかこう…自分には場違いな気がして、
入る勇気が湧いてこないのです…

 

オシャレなアイテムがたくさんディスプレイされていて…

かかっているBGMも雰囲気があって…

店員さんもきれいに着飾っている…

今度は友人もいません。

自分ひとりです。

だから入る踏ん切りがつかず、
何度も店の前を行ったり来たりしていました…

遠くから見たり…

 

よく漫画とかであるような、田舎から上京してきた人が、
「田舎者だと思われたらどうしよう…」
とドキドキしているのに似ているかもしれません。

(別に田舎の人をバカにしているわけではありません。
自分も育ちは都会ですが生まれたのは、
日本で一番過疎が進んでいる地域ですのでm(_ _)m)

でも、買うと決めていたし、
それしか方法がなかったので意を決して入店しました。

(今ならネットのコーディネートサービスとかもありますよね。
でも、当時はなかったのです)

 

そしてすごい緊張しながら、
怯えた声で要件を伝えました。

 

「あの…すみません…
何が自分に似合うかわからなくて…
よかったら…
選ぶの手伝ってもらえないでしょうか?

う、上から下まで一式買いたいのですが…」

 

というように、しどろもどろになりながら相談。

 

自分は割とプライドが高いので、
(全然ダメダメだったのに謎にプライドはある)
精神的に苦痛でした。

いい年して服のこともわからないのか…
と思われるかもしれない…

こんなこと聞いたら迷惑かも…

情けないよな…

とすごく不安でした。

でも、店員さんに嫌がる素振りはありません。

むしろ親切に、

「そうなんですね、気軽に何でも聞いてください。
どんなときに使う服を探しているんですか?」

というように聞いてくれました。

(店側からすれば色々買ってくれるわけなので、
喜びこそすれ、嫌がるわけもないです)

それで全身コーディネートしてもらったのです。

 

私はついに自分で服を買う術を手に入れました。
(いや、本当に恥ずかしいのですが…m(_ _)m)

あとは、それを何度も繰り返して
アイテムを揃えていったというわけです。

例えば、同じ店員さんがいれば話しかけるようにして、

 

「前回、オススメしてくれたジャケットを使って、
別のコーディネート作りたいんですが、
何かオススメのアイテムありますか?」

というように相談したり。

ときには相手のほうからも、

「このコートなら前に買ってもらったジャケットの上に
羽織ってもらってもカッコいいですよ。」

と奨めてくれることも。

そうやってアイテムを揃えていきました。

(セール時期には半額だったり、
70%オフになっているようなものを大量に一式購入していました。
例えば冬物のアイテムも次の秋冬にはまた使えたりするので無駄にならない。)

そして少しずつ服の知識をつけていきました。

 

ファッションを変えてもモテるわけではない。
ただ、ファッションを変えると中身も見てもらえるようになる

では、肝心の効果はどうだったかといいますと…

ファッションを変える効果は期待以上でした。

私は当時、インターネットを使った恋活をメインでやっていたのですが、
知り合った女性の反応がだいぶ良くなったのです。

それまでは1回会ったら終わり…

というようなことが多かったのですが、
2回目につながることも増えました。

ゲットまで至らなくても、
その後も友達として付き合えるようになりました。

服を変えただけで、女性のこちらを見る目、
そして態度が全然変わってくるのです。

 

もちろん、それだけで相手がこちらを好きになってくれるほどの効果はありません。

どちらかと言えば、

それまで服装の時点で相手にされていなかったのが、
ファッションが合格ラインになってから、
中身もちゃんと見てもらえるようになった

というのが実際のところです。

イメージで言えば、

それまで就職の面接にジャージで行って落とされていたのが、
スーツで行くようにしたらちゃんと真剣に審査してくれるようになった

というような感じでしょうか。

 

ですが、私はそれがすごく重要だと思っています。

なぜなら、外見だけでNGをくらってしまうと、
その時点で終わりだからです。

ファッションをちゃんとしていなければ、
女性に相手にされません。

第一印象の時点でふるいにかけられてしまうからです。

あぁ、この人はないな…

と。

実際、私はそうなっていたと思います。

モテなかった頃、ファッションに気を使っていませんでした。
自分では普通だと思っていましたが、周りから見るとダサい男でした。
(裸の王様状態)

親が買ってくれた服をコーディネートも考えずに来ていました。
しかも何年もずっと着ているので痛んでいます。

ヨレヨレのジーンズ

色の褪せたトレーナーやパーカー。

毎日履いている汚れたスニーカー

その時点で女性からNGを喰らってしまうのです。

でも、ファッションに気を使っていればそうはなりません。

それだけで女性がこちらに惚れることはありませんが、
少なくとも知り合いくらいにはなれます。

スタートラインに立つことはできるのです。

 

服を変える効果は他にもあります。

ファッションに気を使うことで、
自分に自信が持てるようになり、
堂々とした立ち振る舞いができるようになる

という良い効果があります。

それまでは、オドオドしていたのが、
服を変えるだけで自信を持って女性と接することができるのです。

言葉で表現しようとすると、とても陳腐になりますが、
想像を絶する効果があります。

 

まとめ

ファッションというのは、
やることをやれば、誰でもオシャレになれます。

顔の作りや、髪の生え方、体の大きさ(骨格)のような
持って生まれたものは変えるのは難しいですが、
ファッション(特に服)は着るだけなので誰でも変えることができます。

意識しているかしていないかだけです。

そしてそれだけで女性のこちらを見る目が変わります。

(少なくとも、外見だけでふるいにかけられにくくなります。
ファッションをちゃんとしていると、
性格や考え方などの中身も見てもらいやすくなります。)

また、自分に自信が付くので、
堂々と振る舞うことができるようになります。

結果として、彼女ができる可能性が大幅に上がります。

やるかやらないかで、恋愛活動の難易度が大きく変わるので、
もし、ファッションが苦手なのであれば、
逆に積極的にやってみて欲しいと思います。

服を変えれば誰でもカッコ良くなれます。

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