こんにちは、はじめまして。
恋愛コンサルタントの田中翔馬と申します。
私はモテない男性に
“恋愛で上手くいくためのコツ”
を解説し彼女の作り方を教えるプロフェッショナルです。
たくさんの女性と関係を持つことで経験を積み、
そこから抽出した成功のコツを、
モテたいと望んでいる男性に提供することを仕事にしてます^^
こう書くと、
「どうせホストみたいなやつなんだろ?」
「もともとモテたんだろ。
イケメンは苦労しないからいいね。」
というように言われることが多いのですが、
かつては絶望的にモテない男でした。
まったく女性に縁のない生活を送っていました。
元からモテていたわけではなく、
絶望的にモテないドン底状態にいました。
それがいったいどういう経緯でモテるようになったのか?
どうして他人に恋愛のコツを教えられるようになったのか?
ここでは自己紹介ということで、
私が辿った経緯をお話したいと思います。
あなたが今モテていないなら、
参考になることがあるかもしれません。
よかったら読んでみてください^^
(長いですがw)
コンプレックスの鎖でがんじがらめに…
かつての私は絶望的にモテない童貞でした。
学生時代はまったく女性に縁がなく、大学卒業間際まで彼女どころか、
女友逹すら1人もいませんでした。
社会人になってからもずいぶん長い間童貞として過ごしていました。
彼女がほしいとは思っていたのですが、何も行動を起こすことができなかったのです。
多数のコンプレックスを抱えていたため自分に自信がなく、
女性に拒絶されるのが怖かったのです。
私が抱えていたコンプレックスは以下のようなものです。
・アトピーで肌がボロボロのため汚く見える
・ファッションのことがよくわからない
(服装や髪型がダサい)
・ゲームやアニメまたはバイクなどオタク趣味しか持っていない
・将来やりたいことや夢と呼べるものがない
・貧乏でお金の余裕がない(一時期はニートになる)
・口臭がある←(途中で人に言われて気付いた)
・おでこが広くハゲて見える
・ヒゲが濃いため剃ると青ひげになってしまい
若い頃から老けて見られていた
・ガリガリの虚弱体質
・一年中、鼻炎で鼻がつまっているため鼻声
・猫背のため、なんだか貧相に見える
・なんとか彼女を作ろうと考え、恋愛ノウハウを購入したが、
上記のコンプレックスに苛まれそれを実行することができない
このように様々な問題を抱えていました。
中でも辛かったのが、アトピーと童貞であることの2点でした。
「彼女を作る努力をしよう、何か始めよう」
そう思っても、
「アトピーで掻きむしった傷だらけの肌を見られたら、
女性に気持ち悪がられるのではないか…」
「童貞であることがバレたら馬鹿にされるのではないか…」
このように心の中で不安が渦を巻いて
現状を変えたくても怖くて行動ができなかったのです。
気持ち悪ッ! ゾンビみたい……!と蔑まれる
両親の話によると私は赤ちゃんのときからアトピーだったそうです。
この当時はアトピーの人も少なく、
今ほど認知されていなかったそうです。
両親は赤ちゃんの私が顔や体を掻いているのを見て、
「何かの病気なのだろうか?」と心配していたそうです。
放っておくとどんどん掻いてしまうため、掻いても傷にならないように、
ミトンのような手袋を手にハメてもらっていました。
小学生の頃はアトピーをあまり気にしていなかったのですが、
中学に入ったあたりからとても気にするようになりました。
思春期に入って周りとの関係も気にするような年頃です。
他の人と比べて肌が汚いことがコンプレックスで、
それを隠すようになりました。
幸いなことに私は顔にはあまりアトピーが出ません。
しかし体は全身ボロボロなのです。
傷だらけの腕を友逹に見られるのが嫌で、
夏でも長袖のカッターシャツを着て学校に行っていました。
「暑くない?」
「なんで長袖なの?」
と聞かれるのが嫌で嫌でたまりませんでした。
「アトピーは大人になれば自然と治る」
と聞かされていましたが、
そんなことはなく、
夏でも長袖の生活は大学生になるまで続きました。
人から拒絶されたくないという恐怖、
そのために隠し続ける辛さ、
あなたがアトピーならわかるかもしれません。
またアトピーの嫌なところは肌が傷だらけになって
汚くなるだけではありません。
血が出るほど掻くので当然痛いのです。
私は起きている間はほとんど掻かないのですが、
眠るとどうしても掻いてしまいます。
朝起きたらベッドが惨劇の現場のようになっていることもあり、
爪の中の黒い垢、シートについた血などを見ると、
もう本当にうんざりして、この世を去りたい気持ちになります。
こんな感じになります。
→ 田中翔馬の手(グロいので閲覧注意)
自分の手をグロいとか書くのは嫌ですけどね…
肌は掻いた傷でボロボロ、
寝ているとバリバリと体を掻いてしまう…。
こんな状態を人に見せたいとは思いません。
彼女ができたらエッチすることになります。
そのときは服を脱ぎますよね。
一緒に寝たりすることもあるわけで…。
「こんな化け物みたいな俺を好きになってくれる人はいるのか…??」
「ゾンビのような俺に彼女ができるのか…?」
10代〜20代前半は真剣に悩んでいました。
目を背けたくなる現実 ヤク漬けの日々
今の私はアトピーを抑えることはできています。
しかし、完治させることはできていません。
ただ薬で症状を抑えたり、皮膚のダメージを抑えるアイテムを使ったり、
ストレスを溜めないようにしたり、肌を清潔に保ったり、
様々な努力をしてコントロールしています。
これは皮膚科でもらっている薬です。
これがなければ私は穏やかな朝が迎えられません。
こんな感じで30年間生きてきました。
だからアトピーを完治させることが難しいことはよく知っています。
そして傷跡がすぐに消えないことも知っています。
病院に行ってもステロイド軟膏を渡されるだけ。
アトピーのことを知っている人ならわかると思いますが、
ステロイドは対処療法に過ぎず、根本的な解決にはなりません。
アトピーは花粉症と同じようにアレルギーです。
身体が異物に過剰反応してしまい、痒みを発生させるというメカニズムです。
ステロイドはあくまで発生した痒みを緩和させるための薬です。
恒常的に痒みが発生しない体にしてくれるわけではないのです。
「これさえなければ…」
「彼女を作ることよりもアトピーを治すことを優先させるべきなのか…。」
いつもこのように考えていました。
童貞であることが男としての俺を否定していた
女性経験がないことも大きなコンプレックスでした。
童貞であるだけで男として劣っているように感じてしまい、
どんどん自分に自信がなくなっていくのです。
もう人間としてダメなようにすら感じるのです。
友逹と遊んでいるときに恋愛の話になるのが怖かったです。
話をふられても何も話せないからです。
周りも私に恋愛経験がないことを悟っていたので、
気を使ってそういう話をしないようにしてくれていましたが、
それはそれで嫌でした。
童貞を捨てて自分に自信を持ちたい
↓
女性に好きになってもらう必要がある
↓
童貞であることがコンプレックスで行動ができない
(もちろん他にも色々コンプレックスがある)
↓
でも童貞は捨てたい
↓
女性に好きになってもらう必要がある
↓
童貞であることがコンプレックスで行動ができない
↓
でも童貞を捨てたいし自分に自信を持ちたい…
こんな感じでエンドレスループ状態です。
風俗で童貞を捨てる、という方法もありますが、
風俗嬢の子に汚い肌を嫌がれないかが心配で、
それすら決断できませんでした。
(余談にはなりますが、私は結局風俗に行って初体験を済ませました。
初めての相手はおばちゃんでした。
今考えるとありえない話ですが…)
恋愛教材に100万円以上のお金を使う
しかし、それでもなんとかしたかった私はインターネットで
色々な情報を探すようになりました。
そして恋愛マニュアルの存在を知るようになり、
高額な情報商材を買い漁るようになってしまったのです。
情報商材は玉石混淆です。
素晴らしい内容の物もあれば、そうでない物もあります。
ただ、当時の私には例え素晴らしい内容の物であったとしても、
それを実行に移すことができませんでした。
女性に拒絶されることを怖れていたからです。
出会いを増やす方法や口説きのテクニックは実践してこそ意味があります。
実践しなければ何も手に入れることはできません。
そんな当たり前のことをもわからずに、
「こんな自分にもできる魔法のような方法があるのでは?」
そんな淡い期待を頂いて次々と情報商材を買い漁りました。
大学時代から社会人の始めの頃までで100万円以上つぎ込んでいると思います。
本当色々買いました。
ナンパの教材、
お見合いパーティーの教材、
セフレをゲットする方法、
彼女を作るための正統派教材、
習い事をして彼女を作る方法、
会話ノウハウ、
インターネットで彼女を作る方法、
口臭対策の教材、
歌が上手くなるための教材、
SEXで女をイかせる方法
etc…
ほとんどの物が19,800円や29,800円で、
中には298,000円みたいな高額な塾のような教材もありました。
素晴らしいと思う内容の物もありましたし、
モテなかった当時の私からしても、
「これはどうなんだ…??」という教材もありました。
女性を洗脳する方法みたいな…(爆)
そんな教材を買ってる私に問題があったのですが…
そんな感じで本当にたくさんのお金を
モテるための教材に使いました。
大学時代はスーパーで商品補充のバイトをしていたのですが、
そのほとんどは趣味のバイクとノウハウ収集に消えた感じです。
「もうこれで最後にする」
そう思いながら買い続けていきました。
セールスレターを読んでるとすごい裏技みたいなのがあって、
それでモテるようになれるのではないか?
いつもそうワクワクしていました。
商材が自分を変えてくれることを期待していたのです。
本当に馬鹿でした。
自分の未来を変えるのは商材ではなく、それを使う自分自身だということを
理解していなかったのです。
本当にすごい恋愛コンサルタントがいた!
女性に嫌われるのではないか、失敗するのではないか、
という恐怖から行動はせずに情報だけを買い漁り続ける日々。
完全にノウハウコレクターとなっていました。
「自分にもできるもっといい情報があるのではないか?」
「もっといい方法を学んでから行動しよう。」
このような考えを分析麻痺と呼びます。
(正確な定義ではないかもしれません)
よりよいノウハウを探すことを優先し、
問題を後回しにするのです。
やらなければいけないのはわかっているのに、見て見ぬ振りをする。
まさに私はこの状態に陥っていました。
「このままではダメだ…」
そう頭ではわかっていました。
しかし、なかなか抜け出すことができなかったのです。
悪循環にハマっていたんですね。
そんなときに私は素晴らしい教材と出会いました。
2007年頃のことでしたが、
この当時は本当に“裏技”のような物が多かった。
しかしその教材は
他のものとはまるでレベルが違いました。
私のようなドン底の状態にいる人間でも実行可能な再現性、
彼女を作るために徹底的に効率を突き詰めたスタイル、
一時的に使えるノウハウではなく、
応用が利くため半永久的に使えるノウハウ、
裏技ではなく、自分を磨くことで実践者自体をモテる男に成長させる、
本当に素晴らしい教材でした。
(残念ながら現在は販売は終了しています。)
そして何よりも文章から伝わる人柄に惹かれました。
そして、私はその人に現状を相談してみようと思ったのです。
自分の脳みそが腐りきっていたことに気づく
私の現状を伝えて相談したところ、
その方は次のように言ってくれたんです。
「あなたの手元にはもう成功するための教材は揃っている。
もうこれ以上ノウハウを買う必要はありません。
私の作った教材であってももう買わなくていいです。
まずは今ある情報を使って最初の成果を出しましょう。」
私はこの言葉を聞いたとき、
「ノウハウは実践しなければ意味がない」
という当たり前のことに気付きました。
そんなの当たり前ですよね。
でも、ノウハウコレクターとして麻痺していた当時の私には
そんな当たり前のことさえもわかっていなかったのです…。
また同時に、
“情報商材の販売者の方の中には
購入者が結果を出すことに対して
本気になってくれる人がいる”
ということも知りました。
当時の私は情報商材にすがっていたくせに、
教材の多くを詐欺まがいのものだと信用していなかったのです。
自己責任という考えも持ってはいませんでした。
結果が出ないのは教材が悪い、教材のせい、そう考えていたのです。
思い出すのも恥ずかしい話です。
人間としてとても未熟で幼稚な思考回路でした。
どんなノウハウを手にしたとしても、
そんな考えでは彼女ができるはずがなかったのです。
なによりも、このようなことを考えながら購入していたなんて、
教材販売者の方に対して失礼なことこの上ないですよね。
でも、当時の私はわかっていなかった。
だから、
「もっと高い教材を勧められるのではないか?
彼女の作り方を教えると言いながら、
この人達は儲けることしか考えていないのではないか?」
と内心はそう思っていました。
しかし、この方は教材をそれ以上売り込んでこなかった。
それどころかむしろ、「もう買うな」と言ってくれたのです。
私の現状を踏まえた上で、彼女を作るために
ベストな選択肢を考え提示してくれました。
私もそうするべきだと薄々頭では理解していました。
そして、この方の言葉に心を動かされた私は決心を新たにしました。
「そうだよ、俺は何をやっているんだ…
彼女を作るんじゃないのか…」
「せっかく教材を買ったんだ。使わないと意味がない…」
「一度はちゃんとやりきってみよう。」
肉を切らせて骨を断つ、捨て身の覚悟で恋愛に取り組むと決意
彼女を作る過程において、童貞であることを馬鹿にされたり、
アトピーを理由に女性に拒絶されるかもしれない…
そういう恐怖は依然としてありました。
しかし、不思議なことに、
実際に行動すると恐怖や不安が薄らいでいくのです。
より良いノウハウを探していたときは常に漠然とした不安に襲われていたのに、
実際に行動しだすとなぜかその不安はなくなりました。
行動していて途中でそのことに気付きました。
自分はやる、生まれ変わる、そう決心したから、
というのも理由だと思います。
“肉を切らせて骨を断つ”
ではないですが、
傷ついてもいいから何かしらの結果を出す、
そう覚悟していました。
喧嘩で言えば、殴られたって構わない、
殴られるのは前提で、殴られながらでも相手を殴る、
こんな覚悟だったと記憶しています。
怖いですよね、
殴られるのを覚悟して殴り返してくる相手って(笑)
そしてしばらくして私は
彼女を作ることに成功しました。
インターネット上のあるコミュニティで出会った女性を
彼女にすることができたのです。
そして彼氏彼女という言葉だけの契約ではなく、
また風俗での経験なども関係なく、
本当の意味で童貞を卒業する
ことができました。
自分の力で掴みとった初めての恋愛での成功、
生まれてできた彼女。
このときは本当に嬉しかったですね^^
(正確には2人目1人の彼女になります。
1人目は肉体関係も何もない形式だけの彼女がいました。)
→ カラオケ嫌いを克服したらセックスしまくれるようになった話
何よりも嬉しかったことは、
童貞というコンプレックスから解消されたこと、
アトピーでも彼女はそこまで気にしなかったこと、
自分はやればできる、という確信を得たことでした。
ノウハウコレクターとして学んだことは無駄ではなかった!
今まで女性とほとんど関り合いのない生活をしていたので、
この成功体験はすさまじいインパクトがありました。
RPGなんかで良くありますよね?
物語の後半で仲間になったレベル1のキャラが、
たった一度の戦闘で一気にレベルが10くらい上がる、
そんな感じです(笑)
その彼女と触れ合う中で私はたくさんのことを学んでいきました。
・女性とのデートの仕方
・女性受けのいい振る舞い方、話し方
・好感度を高める会話法
・生理など女性の体のこと
・彼女を喜ばす方法
・女性とエッチする感覚、そのやり方
・自然な手の繋ぎ方からキスの仕方、
・女性の服の脱がせ方
など、
今まで教材で学んでいたありとあらゆる知識を、
実際に体験することで、完全に自分の血肉としていきました。
教材を読んでいるだけではわからないことって本当に多いです。
慣れていないとキスも上手くできません。
近づきすぎて、歯と歯がぶつかってしまったり、
ブラを脱がすにしてもホックがなかなか外せなかったり(笑)
でも一度体験すればそれが感覚でわかるようになる。
できるようになる。
このときほど、
“実際に体験してみないとわからないことが多い”
ということを実感したときはありません。
彼女との別れ、そして女漬けの日々へ…
彼女ができたことを最初は嬉しく思っていました。
しかし、それは長くは続きませんでした。
たった1ヶ月で別れてしまったのです。
付き合っていた彼女は極度に寂しがりの性格だったため、
メールや電話などの連絡があまりに多く、その子の対応をしている内に
だんだんと私が疲れてきてしまったのです。
1日にメールが20〜30通、電話は毎日、できれば毎日会いたい、
という本当に寂しがりな女性でした。
そのため疲れた私は彼女と別れようと思いました。
そしてまた1人の日々へ戻ることに。
ただ、私には不安は一切ありませんでした。
なぜならこの成功体験から多くのことを学んでいたからです。
自分が成果を出せるということを確信していました。
そしてそれからしばらくして、
インターネットを使って女性と出会い新しい彼女を作りました。
そして、また別れて、また新しい彼女を作って、
そんな感じで私は次々と女性との出会いを増やしていき、
どんどん経験を積んでいきました。
「色々な女性と関係を持って遊んでやろう」
みたいな気持ちではなく、
「自分をもっと成長させたい」
そういう貪欲な自己成長欲求から来た行動でした。(本当です^^;)
長い間に渡って分析麻痺のノウハウコレクターだった反動かもしれません。
OL、看護師、エステティシャン、美容師、ギャル、森ガール、キャバ嬢、
大学生、フリーター、アパレル店員、中国人の女性、社長令嬢、etc…
などなど様々なジャンルの女性を彼女にしました。
こんなことを言うと人格を疑われてしまうかもしれませんが、
二股三股は当たり前。
完全に女漬けの日々でした。
絶望的にモテない後輩にも彼女ができた!
ここで最初の話に戻ります。
私はコンプレックス塗れの絶望的な状態からスタートして、
行動することを決心したことで現状を変えることができました。
その後も意図的に恋愛の実践を積み続けてきたことで、
恋愛に関して絶対の自信をつけることができました。
女性に関する悩みは消え去り、
自尊心を持つこともできました。
美人な彼女を作ることにも成功し、しばらく満足していたのですが、
ふと先のことを考えるようになったのです。
これからどうしていこうか…?
そんなことを考えて過ごしていたある日、
私の職場に後輩がやってきました。
※ここではA君と表記しています。
A君:「田中さん!」
田中:「ん…? おぉ!久しぶりだな。ビックリしたよ。どうした?」
A君:「今日は田中さんに報告があってきたんです。」
田中:「どうした?」
A君:「実は自分にも彼女ができたんです。今日も一緒に来ているんですけど。」
田中:「え、マジか!良かったじゃないか!」
A君:「田中さんのお陰ですよ。」
田中:「ん?俺なんかしたっけ?」
A君:「仕事の休憩時間中に弁当食べながら
恋愛のコツを色々教えてくれたじゃないですか?」
田中:「(そういえば、恋愛について色々語ってたな…^^;)」
A君:「そのお陰ですよ。ありがとうございました!」
田中:「そっか、でも良かったな。ちょっとビックリしたよ。」
田中:「じゃあ、最後に1つ教えておくよ。
基本的に女は男に着いて行きたい生き物だ。
普段は優しくてもいいけど、いざというときの男らしさ、
引っ張っていく気持ちは忘れるなよ。
がんばれ^^」
A君:「はい、ありがとうございます。
田中さんもがんばってくださいね^^」
彼には以前恋愛コンサルティングの真似事をしていました。
休憩時間に彼の改善点を教えてあげたり、
恋愛のテクニックや心構えを
食事をしながら講義していたのです。
ただのおせっかいだったのと、自分が話したかっただけなのですが、
それがまさかこのような成果を生むとは思いませんでした。
他人の成功は嬉しいことに気づく
彼は前の仕事の後輩だったのですが、本当にネガティブで、
誰が見てもうだつの上がらないダメな男でした。
口癖が
「どうせ、俺なんか」
「無理っすよ」
「わかってるんですけどね…はぁ…(溜息)」
みたいなやつでした。
しかも服装もダサいし、そそっかしいし、
見るからにモテない男だったんです。
それが自分のアドバイスで彼女ができたと報告に来てくれた…。
服装も以前と比べると気を使っているのがわかりましたし、
表情も自信に満ち、雰囲気も落ち着いていました。
それは全て私のアドバイスのお陰ではなく、
彼自身の努力の成果です。
私は何もしていません。
でも、彼は私のおかげで彼女ができた、と言ってくれた。
私はそう言って貰えたことが嬉しかったのです。
恋愛コンサルタント田中翔馬
その体験は私の中で大きなインパクトがありました。
そして私は前々からうっすらと考えていたことを
実行に移すことにしたのです。
それは恋愛コンサルタントになる、ということ。
昔の自分と同じように現状を変えることができず苦しんでいる人、
彼女がほしいけど何をしたらいいかわからない人、
本当は変わりたいのに自分に自信が持てない人、
つまり昔の自分と似ている人の力になりたい、
そう思うようになったのです。
私を救ってくれた恩師とも呼べる、
恋愛コンサルタントの方への憧れの気持ちもありました。
「俺もあの人のようになりたい」
その方に救われてから、頭の片隅でずっとそう思って過ごしてきたのです。
そして私は恋愛コンサルタントとして生きることを決めました。
今私はモテない男性に“彼女を作る方法”を教えています。
出会いの増やし方、女性心理、口説き方、成功するための思考、
自分磨きの方法など様々なことを指導しています。
モテない男性に彼女ができたと聞いたときの喜びが味わいたくて。
でも、一番嬉しいのは彼女ができることでも、
童貞を卒業することでもありません。
本当に嬉しくって楽しくってドキドキすることは、
自分は変わっていける、成長していける、進化していける、と実感することです。
私の好きな漫画に『からくりサーカス』という作品があります。
その中で主人公の少年は、知人の「進化の反対は何か?」という質問に対して
次のように答えを出します。
『進化』の反対の言葉は『退化』ではなくて、『無変化』。
そして自分は変わっていってるよ、と。
私は恋愛を成功させる過程において様々な変化を経験してきました。
それまでノウハウコレクターとして一歩を踏み出す勇気を持てなかった。
行動ができなかったし、変われなかった。
でも、変わっていけることに気付きました。
そしてそのときにこの少年の言葉の意味がわかったんです。
できないことができるようになることってなんて素晴らしいのだろう。
見たことないことを見て、聞いたことないことを聞いて、
新しい自分に生まれ変わっていくことはなんて楽しいことなんだろう。
今よりもよりよく変わっていくこと、
成長していくことが私にとっては最高の喜びです。
そして同じように教えた人に彼女ができて喜んでいるところを見るのも、
それと同じくらいに嬉しいことだと気付きました。
昔の自分と同じような境遇の人たちに、
女性から愛される喜び、好きな彼女がいる幸せを知ってもらえたらと思って、
恋愛コンサルタントとして活動しています。
そしてなによりも、
“なりたい自分に変わっていける喜び”を伝えていけたら、
と思っています。
人は変わっていけるから
素晴らしい。
理想の自分を目指し続けよう!
それが私が信念です。