“彼女できる確率”なんて考えても仕方がない

恋愛コンサルタントをやっていると、
色々な相談が来ます。

基本的に相談は歓迎なのですが、
中には少し返答に困るものもあります。

例えば次のようなもの。

「自分は34歳ですが童貞です
一度も女性と付き合ったことがありません。
今から彼女を作れる確率はどれくらいでしょうか
多分、もう遅いですよね…

 

こういう感じの質問が結構来ます。

これの何が困るのか?

といいますと…

彼女ができる確率”

という部分です。

それを聞かれるといつも少し困ります^^;

というのも…

彼女を作れるかどうかというのは、
そもそも確率論で論じられるものではないからです。

(おそらく、相談者さんは、本当は確率を知りたいのではなく、
ただ心配なだけ、なのでしょうが^^;)

そもそも質問として間違っているといいますか…

 

“彼女できる確率”なんて考えても仕方がない

なぜそれが間違っているのか、
他のものに例えるとわかりやすいです。

例えるなら…

「私は自転車に乗れません、
自転車に乗れるようになる確率は
どれくらいあるでしょうか?」

これは確率ではなくその人の努力次第ですよね。

練習すれば乗れるようになるし、
逆に練習しなければ乗れません。

他の分野でもそうです。

例えば料理で、

「カレーライスを作れるようになる確率はどれくらいか?」

とか言わないですよね。

これは恋愛も同じです。

正しい知識を学び、
それに基づいて行動すれば上手くいきます。

確率論ではありません。

 

多分、こういう考え方になるのは、
世間では恋愛を運とか運命のように
捉えているからだと思います。

「彼女ができるかどうかというのは、
運に任せるしかない」

「いい人と出会えればラッキー。」
「出会えなければ一生独身もあり得る」

というような。

こちらからは基本的に何もできず、
ただ、発生するのを待つだけのイベントということですね。

ですが、実際は全然違います。

彼女ができるかどうか、
というのは、

“その人がそれをどれだけ強く望み、
そしてどれだけ(正しい)努力をしたか?”

です。

(特に恋愛に強い苦手意識を持っている人の場合はそうです。)

 

・彼女がほしいとどれだけ強く望んでいるか?

・自分の魅力をどれだけ高めているか?

・出会いを増やしているか?

・女性心理や恋愛の駆け引きを知っているかどうか?

・その技術を上手く使いこなせるかどうか?

 

そういう要素で決まります。
恋愛はギャンブルのように確率で決まるものではありません。

 

おそらくこういう相談をしてくる方が、
実際に気にしているのは確率ではないでしょう。

安心したいだけなのかもしれません。

「このまま一生独身なのか…
彼女いない歴年齢のまま生き続けるのか?」

「もう手遅れなんじゃないか…?」

と不安だから聞いているんだと思います。

「大丈夫、上手くいく可能性はあるよ」
と言ってほしいといいますか…。

だから別にそういうメールをもらっても不快になったりはしません。

 

ただ、1つ引っかかるのは、
やはり“確率”という言葉を使う人からは、
運や諦めの雰囲気があるように感じられることです。

“彼女ができるかどうかは、
ある程度決まってしまっているもの”

というような…。

確率と言えばコイントスが一番わかりやすいと思うのですが、
あれは表が出る確率は50%、
裏が出る確率は50%だと考えますよね。

これはもうどうしようもないもの。
どっちが出るかは二分の一の確率です。

基本的には何もできません。

運です。

確率という言葉はそういうものだと思います。
そこには努力や想いの強さのようなものは介在しないです。

 

たしかに恋愛でもどうしようもない部分もありますし、
運の要素もあります。

確率論が当てはまるような部分もたしかにあります。
(100人の女性にアプローチしたらだいたいこれくらいの反応率が出る、というような)

でも、“彼女を作る活動全体”で考えたとき、
上手くいくかどうかはその人の努力次第です。

正しい努力を重ねていけば上達するものです。

結果として確率云々ではなく、
自分の意思で狙って彼女を作ることができます。

自分で掴もうと思って掴むものです。

 

PS:

と…、

なんだか偉そうに書いていますが、
そういう私も昔は、

「成功する確率は〜」

というような表現を使ったことが、
もしかするとあるかもしれませんm(__)m

その場合はすみません。

もし使っていたら“可能性”という意味で、
使っていたんじゃないかと思います。

上手くいく確率が上がる → 上手くいく可能性が上がる

というように。

確率と可能性、厳密な違いはわかりませんが、
今思えば後者のほうがしっくりくるように思います。

質問者さんもそういう意図で、
聞いてるのかもしれないですね。

 

PPS:

少し前にマレーシアに行きました。
(写真は有名なツインタワーです。
でかすぎてiphoneだと入りきりませんでした…^^;)

そこで面白いものを見つけたので、
紹介します。

美容ネタ?なので、
女性との会話でも役立つかもしれません。

 

それがこちら、亀ゼリーです。

 

これは亀苓膏(きれいこう)という食べ物で、
亀の生薬?で作られた漢方デザートです。

クアラルンプールの恭和堂というお店で食べました。
(本場は香港のようです。)

この食べ物には女性が好む効果効能があるそうです。

ずばり、

・美肌

・美顔

・便秘解消

・デトックス

です。

(他にも解熱、暑気払いなどの効果もあるのだとか。)

 

美容効果が期待できる食べ物ということで、
亀という女性からすると微妙な食材ながら、
知っている女性も意外といます。

 

肝心の味は…

漢方なのであまり美味しくはないですね^^;
薄めの葛根湯(かっこんとう)みたいなイメージでしょうか。

甘いシロップが一緒に出されるので、
それをかけて食べるとだいぶ食べやすくなります。

(というか美味しいです)

コーヒーゼリーのような食感。

健康に良い上に、冷たくて食べやすいので、
暑いマレーシア旅行中ではありがたい食べ物でした。

今回はクアラルンプールで食べましたが、
(本場の)香港旅行で食べる女性も多いようです。

最近は香港も安くいけますから、
知っておくと会話のネタに使えるかもしれません。