彼女を作る意味とは?

 

つい先日の話ですが、
ブログ読者の方からこんな質問をいただきました。

「彼女を作る意味(目的)って何ですか?」

 

意味…?

難しい質問ですね…^^;

正直、聞かれて少し困ってしまいました。

 

私は男性の方に対して“彼女の作り方“を教えている身ですから、
即答できないのは恥ずかしいことかもしれませんが…

でも、この質問は、

“どうすれば彼女を作ることができるか?”

という質問に答えるよりも、
はるかに難しいです。

(彼女の作り方に関しては
明確な解があるので簡単なのですが…)

 

彼女を作る意味というのは、
もちろん人によって違うと思います。

「彼女ほしいけど…
何のために作るんだろう…」

と考えている人もいれば、

「俺はモテるけど別に彼女なんていらん。」

という人もいるでしょう。

その人の状況や考え方によって、
まったく異なるでしょう。

(半分哲学ですよね。)

 

ただ、それだとこれで終わってしまうので、
代わりに私の考え、経験してきたことを書いてみようと思います。

“彼女を作る意味”

つまり、

“モテなかった頃、なぜ、私が彼女をほしいと思ったのか?
実際に彼女を作ってどう感じたのか?”

という話です。
恋活を迷われている方にとっては参考になる部分もあるはず…

よければ読んでみてください。

 

彼女を作る意味=コンプレックスの解消だった

私が彼女を作ろうと思った理由は、
最初は、

「劣等感を消したい…」

と思ったからです。

よく言われるような
「彼女がいないと寂しい」

だとか、

「一人だとつまらない」

とか、

「結婚を考えてとか」

そういうのは正直なかったです。

(当時はまだ20代だったことも
関係していると思います。)

兎にも角にも、
モテないということに強いコンプレックスを感じていて、
それを消したいと思っていました。

つまり、当時の私にとって、
彼女を作る意味とは、

“彼女いない歴=年齢に終止符を打つため”

であったということです。

綺麗事抜きに言えば、
それが本音です。

 

少しそのときの話をさせていただきます。

自分が彼女を作ろうと思ったのは、
大学を卒業する直前でした。

それまでもまったくモテなかったのですが、
どういうわけか、

「そのうち自然に彼女ができるだろう」

という余裕がありました。

だから具体的な行動を何もしていなかったのですが、
だんだんと大学卒業も近づいてきて…

「あれ…このまま俺の青春は終わり…?
恋愛とか何もなかったけど…」

と改めて気付くことに…

 

周りの大人達から、

「社会に出たら忙しくなって恋愛なんてする暇ない」
「学生時代のように出会いも増えない」

というような話も聞いていたので、
この頃かなり焦るようになっていたのです。

(実際は社会人でも普通に彼女作れます。
むしろ社会人のほうがお金がありますし、
大人の余裕もあるので若い女性にモテやすいです。
時間の捻出さえできれば。)

 

同年代の男性で恋愛を楽しんでいる人も多く、
そういう人たちと比較すると、
彼女がいないことを惨めに感じるようにもなりました。

 

・女性の知り合いすらほとんどいない

・連絡先を交換したこともない

・彼女いない歴=年齢

・童貞

・このまま社会人になるとますます恋愛が難しくなる
(と誤解していた)

こういう状態でしたので、
とにかくその劣等感をなんとかしたかったのです。

 

付き合ったことないから恋愛の素晴らしさなんてわからない

彼女ができたら楽しいとか、
寂しくないとか、
セックスできるとか、
そういうプラス方面の願いは二の次でした。

モテる男性からすれば、

恋愛は素晴らしい → だから彼女を作ろう

という考えだと思います。

でも、当時の私は恋愛経験0。

彼女がいたら楽しいと言われても、
実際の恋愛経験がないから腑に落ちないんです。

想像することしかできません。

「彼女いたら楽しい…か…。
まぁ、楽しんだろうな…きっと。
それはそうだと思う。
(体験したことないからよくわからんけど…)」

という感じです。

だから恋愛の素晴らしさのようなものは
あまり求めていませんでした。

 

それよりは、

・彼女いない歴=年齢、
・童貞

という精神的苦痛のほうを取り去りたかったんです。

そっちはそのときまさに感じているものだったからです。
痛みを取り除くほうが先でした。

ですので、

「彼女を作る意味は何ですか?」

と聞かれれば、

(当時の私にとっては)
“モテないという劣等感からの解放”
という答えです。

恋愛は2人でするものですから、
これはかなり自己中心的な理由だと思います。

でも、最初はそこからスタートしたのが正直なところです。

それだけ劣等感が強かったのです。

 

実際に彼女を作ってみてどうだったか?

モテないことに苦しんでいた私ですが、
正しい方法で恋活に取り組んだところ、
無事に彼女を作ることができました。

(具体的に何をしたかはメルマガに詳細に書いています。
興味がありましたらそちらも読んでみてください。)

そのときに感じたことは、
やはりコンプレックスの解消です。

 

・自分には彼女がいる

・女性と付き合ったことがある

・彼女いない歴=年齢じゃない

 

そういう体験、立場、肩書?があるだけで、
自信を感じることができました。

彼女いない歴=年齢とか、童貞とか、
当時に自分には常にダメージを受ける呪いのようなものでした。

それが消えたわけです。

 

恋愛に困ったことがない人からすると、

「何言ってるんだ?」
「大げさすぎだろ…」

と思うかもしれません。

でも、当時の自分にとってはそれくらいの深刻な悩みでした。
そしてその解決法としての“彼女ができるという結果”は、
非常に価値のあるものでした。

喉から手が出るほど欲しかったものが
やっと手に入ったという感じです。

 

欠けていたピースが埋まる感覚を感じた

恋愛のコンプレックスが消えたことで、
私の望みは達成されました。

すると当然、次は恋愛の良い部分に目が向くようになります。

ネガティブな理由ではなく、
ポジティブな理由(良さ)を求めるようになりました。

結果、気付いたのは“充実感”です。

恋愛をするようになってから、
自分が非常に満たされていることに気付きました。

 

好きな女性がいるという喜びは、
心を満たしてくれます。

そしてそれは彼女と一緒にいるときだけではありません。

会わない日もそうなのです。

朝起きて仕事に行く。
帰って寝る。

そういう普通の日常にさえも、
充実感を感じるのです。

ご飯を食べても美味しく感じるし、
誰かと遊びに行っても楽しく感じます。

仕事をしていても充実感があります。
がんばろうという気が湧いてきます。

恋愛をするようになってから、
自分の体や精神に活力がみなぎっていることに気付きました。

今まで欠けていた恋愛というピースが埋まったことで
本当の意味で満たされたという感じです。

 

これは武道の世界でいう、

“心技体”

というものと似ているかもしれません。

武道の世界で大切なのは、

精神

技術、

そして肉体だと言われます。

どれか欠けていても本当の意味での強さは、
手に入らないのでしょう。

“精神、技術、肉体の3つがバランス良く満たされることで、
最高の強さを発揮することができる”

ということですが、
人生もこれに似ているんじゃないかな、と。

 

いくら仕事が充実していても、
交友関係や趣味が充実していても…

恋愛が満たされていなかったら、
ふとしたときに虚しさや寂しさを感じます。

仕事、

遊び、

恋愛…

そういうものがバランス良く満たされていなければ、
本当の意味で人生は完成しないのかもしれません。

 

もちろん、

「いや、仕事が楽しいから、
彼女いなくても問題ない。」

という人もいると思います。

その人にとってはそうなのかもしれません。
ただ、私にはそれは無理でした。

 

いくら仕事が充実していたとしても、
自分の隣でカップルがイチャついて幸せそうにしていたら、

「仕事が楽しいから別にいい。
彼女なんていらない」

と胸を張って言うことはできなかったでしょう。
羨ましいと思ってしまったはずです。

少なくとも私にとっては恋愛も人生の大切な要素です。
それが欠けているとやはり完全にはならないのです。

女性と付き合うことで、
そのことに気付かされました。

“恋愛も人生を構成する基本的な要素
恋愛が満たされることで人生全体に良い影響がある”

という感じでしょうか。

“彼女を作る意味(目的)とかメリットというのとは
違うかもしれませんが…

でも間違いなく恋愛を経験して気付いたことです。

 

恋愛は自分磨きのための最適な場

あと、“彼女を作る意味(目的)”と呼べるかかどうかはわかりませんが、
恋愛の活動を通じて自分を成長させるもできました。

色々な意味でレベルアップできたと思います。

例えばファッション。
童貞時代の私は身だしなみに無頓着でした。

親が昔に買ってくれた服を来て生活していました。

(オシャレさはありませんでした。
買ってもらっておいて文句を言うなという話ですが…。)

コーディネートのようなものも考えたことがなかったです。

今思いだすとあのカッコでよく大学に行っていたな、
と恥ずかしくなります。

そういうところからスタートして、
身だしなみにも気を使うようになりました。

 

考え方1つとってもそうです。
当時の自分は上手くいかないとすぐに諦める人間でした。

ただ、恋活はそれだと上手くいかないんです。

彼女を作るためには、
むしろ失敗は歓迎するべきこと…。

失敗すればするほど、
そしてそこから学べば学ぶほどモテるようになります。

(失敗がなければ何もわからない。
なかなか成長できない。)

 

でも当時の自分は精神的に弱く、
女性に冷たくされるだけで凹んでいたんです。

彼女を作るためにそういう精神面の弱さを捨てる必要があり、
それに取り組むことにもなりました。

弱さと向き合う必要があります。

今でもネガティブなところはありますが、
当時と比べると何十倍もマシになっていると思います。

他にも色々鍛えるべきところはあって、
例えば、

 

・決断力(優柔不断、問題先送りをやめる)

・なよなよしてる(堂々とする)

・感情のコントロール
(女性の言動に振り回されない)

・時間にルーズ

・相手の女性のことを考えられない

・引きこもりでお金がない

・女性心理がわからない

・女性の好きな遊びや趣味に疎くて話題がない

・他人に対する感謝の気持ちが薄い
(劣等感を消すために彼女を作ろうとしていることからもわかる)
など…

 

様々な問題と向き合うことになりました。

“仕事は自分を成長させてくれる”といいますが、
恋愛もそれと同等、
またはそれ以上に自分を成長させてくれます。

ダメなままだと上手くいかないので、
自分を変えいく必要があるからです。

 

これまで女性に振られて泣いたことも何度かあります。
それはつまり心の強さを求められる場所であるということです。

また、女性から認められて嬉し泣きをしたこともあります。
成長すれば他人からも認められる場所でもあるということです。

そしてそれを実感できる場所です。

こんなに自分を成長させてくれる分野は、
そうそうないんじゃないでしょうか。

自分はそう思います。

彼女を作る意味、と呼べるかどうかはわかりませんし、
これもまた自己中心的な理由かもしれませんが、
自己成長も恋愛の醍醐味の1つだと思います。

 

まとめ

だいぶ堅苦しい感じになってしまいましたが、
恋愛は色々な素晴らしいものをもたらしてくれます。

私の場合は劣等感から解放されたい、
そう思ったところから始まりました。

それが私にとっての“彼女を作る意味(目的)”でした。

そして恋愛を経験していく中で、
充実感や自己成長を感じることができました。

これらもまた私にとっての、
彼女を作る意味です。

 

もちろん、

単純に好きな女性といる楽しいとか、
幸せを感じる、

というのもあります。

(それが最終的に求めるものだと思いますし、
一番の意味なのではないかと思います。
ただ、わかりきっていることなので書いていません^^;)

彼女がいれば旅行に行っても楽しいし、
デートで遊びに行くのも嬉しいことです。

誕生日やクリスマスを祝ってもらえますし、
バレンタインデーにはチョコももらえます。

それに女性を愛しく思いますし、
普通に幸せを感じることです。

 

理屈で言えば他にも彼女を作る意味、
理由や目的、メリットは色々あると思います。

そしてそれは人それぞれでしょう。

一概な答えはないことですが、
今回、せっかく質問をいただいたので、
私の思うところを書いてみました。

もし、あなたが彼女ほしくて、
それで色々と考えているのなら…
なにかの参考になれば幸いです。

それでは読んでいただきありがとうございました。