彼女を作る秘訣は1つのことに集中すること

こんにちは。
恋愛コンサルタントの田中翔馬です。

私はこれまで約2600名の方の恋愛相談に乗ってきました。

直接、お会いして話を聞いたこともありますし、
遠方の方の場合はSkypeやLINEでお話を伺ってきました。

そうやってたくさんの恋愛初心者の方と話していると、
色々と視えてくるものがあります。

その中でもいつも気になるのは、

上手くいく人とそうでない人の違い、

です。

『成功の9ステップ』の著者で、
『7つの習慣』の日本語翻訳もされた、
ジェームス・スキナーさんが言うところの
“違いを生み出す違い”というものです。

彼女ができる人、できない人はいったい何が違うのか?

恋愛のコツを教えている立場上、
それが気になりますし、実際よく視えるんですね。

多くの人を視てきてわかったことがあるので、
今日はそれについて書こうと思います。

 

恋活に成功する人と失敗する人の違い

恋活に取り組んで上手くいく人、いかない人には多くの違いがあります。

それこそ、

・その人それぞれの外見

・性格

・コミュニケーション能力

・女性と話す際の話題の数

・これまでの人生経験

・身だしなみに関する意識

など色々と違います。

だから、何が違うかと言えばすべて違うのですが、
今回取り上げるのはそういう部分ではありません。

取り組み方に関することです。
行動内容の差ですね。

同じことを教えても結果が出る人とそうでない人は、
能力の違いとかそういうこと以前にやっていることが違うのです。

 

具体的にどういう違いがあるかといいますと、
(まぁタイトルにもある通りなのですが、)

“彼女を作ることに成功する人は1つのことに集中していて、
がんばっているのに全く結果が出ない人は色々なことに手を出している”

ということです。

上手く行く人は選択と集中ができていて、
失敗する人は分散しています。

時間も労力も。

これだけだと曖昧でわかりにくいと思いますので、
具体的な例を出しながら説明します。

 

上手くいく人は1つの出会いの場に腰を据えて取り組んでいる

例えば出会いの増やし方について。

彼女を作ることに成功する人は、
基本的に“1つの出会いの場”を使っています。

多くて2つ、3つくらいです。
(ただそういう人はすごく器用な人です。)

1つの出会いの場にじっくりと腰を据えて取り組んでいます。

 

仮に最初上手くいかなくても、

「ここは上手くいかない場所なんだな…」

などと思わずに、
焦ることなく試行錯誤していきます。

他の出会いの場には目もくれず、
その場所で活動していきます。

 

例えばフェイスブックで出会いを増やすと決めたなら、
しばらくは他のサイトは使わずにフェイスブックだけをやり込みます。

そしてその場に詳しくなっていきます。

「インスタとかツイッターとか、
流行りのスマホアプリで出会う方法はよくわからん…
でも、フェイスブックのことならまかせて」

「合コンとかナンパの方法は知らないけど、
フェイスブックでは毎月新しく友達になった女性とLINE交換できています。」

という感じですね。

ほかの出会いの場は収穫0だけど、
フェイスブックで女性の友達を増やしていきます。

そういうイメージです。

 

上手くいかない人は様々な出会いの場を浅く広く使っている

逆に上手くいかない人はどうかといいますと、
色々なものに手を出しているんですね。

例えば、

「フェイスブックやってます。
ツイッターとインスタグラムと婚活サイトも登録しています。
最近はペアーズとOmiaiも登録して様子見てます。
合コンや街コンのようなリアルの出会いの場にも興味があるので
最近、少しずつ活動しています。」

というような感じでしょうか。

色々なことに手を広げすぎな傾向にあります。

やる気があるからこその行動だとは思うのですが、
ただ、残念ながら初心者がそれをやっても上手くいかないことが多いのです。

取り組む時間と労力が分散して、
すべてが中途半端に終わるからです。

 

数字化して考えてみるとわかりやすいかもしれません。

学校のテストで考えてみましょう。

例えばAさん、Bさんという人がいるとします。
ふたりとも勉強は苦手でいつも全科目赤点です。

で、今回はがんばって取り組もう、ということになりました。
ただ2人の勉強の仕方はまったく違います。

Aさんは1つの教科しか勉強しないと決めて、
それだけに取り組みました。

「ただでさえ勉強苦手なのに、
こんないっぱい同時にできないな。」

と考えてとりあえず英語をすることにしました。

英語だけは本気でがんばろうと。

 

対してBさんは苦手な全科目を広くカバーしようとしました。

「あぁ、もうどの科目もわからん…
普段勉強なんてまったくしないからなぁ…
いつも全教科の平均5点(100点満点で)だからなぁ…
でも全科目勉強しよう」

そう考えて全科目がんばりました。

 

すると2人の結果はどうなるでしょう?

色々なケースがあるでしょうが、
例えばこんな感じでしょうか。

 

Aさん 英語だけ80点でほかは全部0点

Bさん 全教科、満遍なく40前後

 

英語だけをがんばったAさんは英語で結果を出しました。
代わりにほかは全部0点。

Bさんは0点こそないですが、
赤点を量産。(ただし普段よりはいい)

こういう感じです。

これはどちらがいいと思いますか?

学校の試験ならどっちも評価されると思います。
まったく勉強のできない2人ががんばって勉強したこと、
何よりもいつもより高い点数を取ったこと。

それは評価されることですよね。
2ともがんばりました。

ただ、恋活に関して言えば
成果を出すのはAさんである場合が多いのです。

 

恋活と学校のテストと違うところ

なぜかといいますと、

“恋愛活動は学校の試験とは違って、
ボーダーラインを超えない限りは、
形のある結果にならないことが多いから”

です。

恋活の場合は学校の試験とは違って、
20点とか30点だと労力がかかっているわりに、
形のある結果にならないのです。

“60点以下は問答無用で切り捨て”
みたいなイメージでしょうか。

 

火山みたいな感じで考えてもいいかもしれませんね。
地底でマグマが活発にいてもそれは我々にはわかりません。

でも地表に出てきたときにはわかります。
60点以下は地下活動、それ以上は噴火、みたいな感じです。

で、噴火して初めて我々は「火山が爆発した!」と認知します。

そういうイメージです。

(余計にわかりにくかったらすみません…。
この場合は爆発、噴火=彼女ができる、です。)

 

結果が出ないというのは具体的にどういう感じかといいますと、
例えばこんな感じです。

「何人かの女性と知り合えたよ。
それからあんまり連絡取ってないけど…
やること色々あるから忙しくて。」

それよりは1つの出会いの場を集中して使って、
徹底的にやりきって結果が現れるラインを超えたほうがいいです。

恋活の場合は別に色々な場所をまんべんなく使えなくても、1つの出会いの場を攻略するだけで望む結果は得られます。

 

少なくとも恋愛初心者の間は1つのことに集中したほうがいい

もちろん、無理なく使えるのであれば色々な場所を使えたほうがいい、です。

すでに慣れていて片手間でこなせるような状態であれば、
複数を同時にこなしたほうが成果が出るのは早いですよね。

3つくらい楽々こなせるなら、
そのほうがいいでしょう。

3倍近い成果が出るかもしれません。

 

ただ、それはよほど器用な人か、
またはすでに1つ1つをある程度習得している人です。

すでにわかっいて楽々できる人ですね。

右も左もわからず、まだ納得のいく結果を出していない初心者が色々やっても、
すべて中途半端に終わるだけです。

 

そして中途半端な取り組みでは、
彼女ができるという結果に至らないケースが多いです。

そういう人をたくさん見てきました。

(これはどんな分野でもそうだと思います。)

もし、あなたが恋愛に関して初心者なのであれば、
まずは1つの出会いの場で結果を出すつもりで取り組んでみるのがいいと思います。

 

(※自分に合う出会いの場を探すという意味で、
最初に一通り見てみるというのはもちろん良いことです。)