いい人なのに彼女ができない…その理由とは?

「女性からも「優しい」と言ってもらえる、
でも彼女ができない…」

「女性を大切にする自信はある。
チャラ男よりも女性のことを想っていると思う。
でも全然モテない…」

「何がダメなんだ…?」

この記事ではそういう悩みにお答えします。

 

【本記事の内容】
いい人ほどモテない…なぜそんなことが起こるのか?
その理由についてお話します。

 

いい人なのに彼女ができない…その理由とは?

目次

 

モテない男性には優しい人が多い

こんにちは。
恋愛コンサルタントの田中翔馬です。

私はこれまで様々な男性の相談に乗ってきました。

恋愛相談です。

クライアントの方は職業も年齢もみなバラバラ。
本当に色々な方がいました。

ただ、1つ共通していたことがあります。

それは、

“いい人が多い”

ということ。

 

何をもって良い人というのか、
その定義は曖昧ですが…

なんというか…

優しい感じの人が多いんですね^^;

(私がたまたまクライアントに
恵まれているからかもしれませんが)

 

性格のいい人ですから、
普通に考えたらモテそうですよね?

でも、そういう人ほど、
モテなくて苦しんでいたりします。

(逆にちょっと悪そうな人がモテていたりもします。)

なぜでしょうか?

この記事ではその謎の答え、
そして解決策をお話したいと思います。

 

性格がいいのにモテない…
そんな意味不明なことが起こる3つの理由


前置きが長くなりましたので、
サクっと答えをお話します。

“いい人なのに彼女ができない“という謎の現象。

これは次の3つの理由によって
引き起こされています。

↓ ↓ ↓

 

理由1
恋愛には駆け引きが必要だから

理由2
優しさの価値の低下

理由3
多くの女性が持つMの願望を満たせない

 

順番に見ていきたいと思います。

 

いい人なのに彼女ができない理由1
《恋愛には駆け引きが必要だから》


恋愛は色々なものに例えることができます。

仕事や商売にも例えられますし、
スポーツにも例えることもできます。

中でもしっくり来るのは、
戦略ゲームです。

例えば将棋や囲碁、チェス、ポーカー、

なんでもいいですが、
相手との心理ゲームと似ています。

駆け引きの要素があるゲームと似ているのです。

 

“恋の駆け引き”なんてフレーズもありますよね。

そういう表現があることからもわかるように、
恋愛は女性を相手とした戦略ゲーム、
心理ゲームとも言えます。

女性をゲットしたければ、
要所要所で駆け引きをしたほうが、
関係は進展しやすいのです。

 

恋の駆け引きとは?

恋の駆け引きというのは
例えば次のようなものです。

 

・思わせ振りな態度をとって女性の気を引く

・LINEの返事を遅らせて焦らす

・女性の影をちらつかせて不安を煽る

 

 

そういう駆け引きをすることで、
女性の心を揺らすことができます。

心を揺らされた女性はその男性のことを考えるようになり、
考える時間が増えれば増えるほど好きになっていく傾向にあります。

(※もちろん、ある程度こちらに対してある程度は好印象に思ってくれているのが前提です。全然興味ない男性から焦らされたり、思わせ振りな態度を取られたり、急に連絡が来なくなったりしても、女性は何も思いません。)

 

良い人は駆け引きが苦手

ですが、いい人、優しい人は
そういうことが苦手です。

相手に対して誠実に対応したいと思っているので、
そういう駆け引きができません。

優しくしたい、
親切にしたい
相手の喜ぶことがしたい

そう思っているので対応がストレートなのです。

そのため女性の心を揺さぶることができず、
関係も進展しにくいです。

 

恋愛に駆け引きは必要?

これを読まれて、もしかすると、

「駆け引きってどうなの?
そんな姑息なことが必要なの?」

と思われるかもしれませんが、
あったほうが絶対にいいです。

 

商売で例えるとわかりやすいかもしれません。

営業マン、販売員、テレビショッピング、企業、
なんでもそうですが、
色々な駆け引きをしていますよね。

例えば次のような具合です。

 

「〜日までならキャッシュバック」

「残り最後の1つです。
ほしいという人は結構いるので、
明日にはなくなるかもしれません。」

「今日買っていただいた方に限り、
これもお付けします。」

 

もし、そういうことをせずに、

「いつでも売ってます。何個でもありますし、
ほしいと言ってもらえればいつでも値引きしますんで。
なくなることはないんで、必要になったら言ってください。」

みたいな感じだったら、

「今日は買わなくてもいいな」

と思われるでしょう。

 

恋愛でも同じなんです。

とある女性があなたのことを好印象に思っているとします。

「この人、いい感じかも♪」

「(男性として)気になるかも」

そういうふうに好感を持ってくれています。

で、そんなふうに気になっているところで、
あなたが他の女性と楽しそうに
話しているところを見たらどうなるでしょう?

 

当然、その女性の心は揺らされます。
そして焦ります。

「あの人、他の女に取られちゃうかも…」

というように。

結果として女性をゲットしやすくなります。

 

駆け引きに長けた男性はそういうことをわざとします。

意識的に行っています。

ですが、性格のいい人、
優しい人はそういうのが苦手なんです。

それを不誠実だと思ってしまったり、
女性に対して悪いと感じてしまうからです。

 

だから結果として女性の心を揺さぶることができずに、
モテにくくなっています。

これが“いい人なのに彼女ができない”という謎の現象の答えです。
(答えの1つです。)

こういう駆け引きを悪だと考える人もいますが、
結果としてその女性を幸せになるのなら、
それはむしろ良いことだと思います。

商売でも恋愛でも粗悪品(粗悪な自分)を煽って売り込むのは悪ですが、そうでないのなら積極的にやるべきでしょう。
決断を逃して買わないほうが損ですからね^^;

 

いい人なのに彼女ができない理由2
優しさの価値の低下

私はたまに世の中は狂っていると思うことがあります。

いきなり何だ?

ってという話ですが^^;

なぜそうそう思うかといいますと、

“いつも優しい人は優しいと思ってもらえない
普段優しくない人のほうが優しいと思ってもらいやすい”

なんていうおかしなことがあるからです。

 

人は刺激に慣れる

基本的に“いい人”は、
いついかなる時も“いい人“です。

いつも優しい

いつも親切

いつも誠実

素晴らしいことですよね。

ただ…

良くも悪くも人間というのは慣れる生き物です。
その優しさにも慣れます。

優しく接してもらうことが、
当たり前だと思うようになります。

ありがたみもわからなくなってしまうんですね。
結果として優しさの価値が低下していきます。

 

逆に普段は優しくない人が
たまに優しさを見せると効果的だったりします。

そっけない態度で女性を顎で使っているような男性に対して、

「あの人も優しいところあるんだよ。」

みたいに言う女性がいますが、
それはこういうギャップの力が働いた結果です。

 

おかしな話ですよね。

いつも優しい人の優しさには価値を感じなくて、
普段は優しくない人がときどき見せる優しさのほうに価値があるなんて。

でも、これが人間の心理ですので、
仕方がありません^^:

 

負の感情はスパイス

先ほどからお話していることと重複しますが、
いい人、優しい人は基本的にいつも優しいです。

相手の機嫌を損ねない

不愉快にさせない

喜ばせたい

そういう気持ちで生きています。

ただ、残念ながら人はそれだけだと
刺激が足りないと感じるものです。

 

あの人はいい人なんだけど、
でも面白くない

一緒にいてドキドキしない

ワクワクする要素がない

そう思われる可能性があります。

 

これはドラマや映画に例えるとわかりやすいかもしれません。

些細な事件すら起こらない
サスペンスドラマって面白いでしょうか?

登場人物たちがただ幸せに過ごしているのを見るだけ。

「今日も平和だなぁ。
平和が一番。」

みたいな(笑)

よほど登場人物のやり取りが面白くない限りは、
多分、あんまりウケないでしょう。

何も刺激がないからです。

 

それよりは事件が起こったほうが
視聴者は楽しめますよね。

例えば敵が出てきて全滅の危機に陥ったり、
今まで協力してきた仲間が急に裏切ったり、
誰かが不幸にも死んでしまったり、

そういう事件が起こるから視聴者はワクワクできます。

見ているほうがドキドキします。

それがあるからハッピーエンドはより素晴らしくなる。

恋愛も同じです。

 

優しい、親切、いい人、

それは素晴らしいのですが、
いつもそれだとつまらないと思われます。

それは事件のないドラマと同じです。

女性を喜ばせることも
大切にすることも必要ですが、

ときには、

怒ったり、

不安にさせたり、

悲しませたり…

そういう様々な感情もスパイスとして必要です。

そういうものがあったほうが女性も恋愛を楽しめます。

ですが、優しい人はそういう感情の
マイナス部分を与えるのが苦手なのです。

だからモテにくいです。

 

いい人なのに彼女ができない理由3
多くの女性が持つMの願望を満たせない

いい人がモテにくい理由の3つ目は、
Sの要素を女性に与えるのが苦手な場合が多いからです。

SというのはSM(サドマゾ)のことです。

 

女性はMである場合が多い

SかMかで考えた場合、
女性はMである場合が多いんです。

これは私自身、多くの女性と接してきてそう思いますし、
多くの恋愛コンサルタントもそう言います。

ではそう考えたときMの人は何をされると喜ぶのでしょうか?

それはもちろん…

虐げられること。
いじめられることです。

虐げる、いじめると言うとちょっと言葉がキツいですが…

 

好きな男性から、

からかわれたり、

呼び捨てにされたり、

パシリにされたり、

罰ゲームをさせられたり…

そういう刺激を喜ぶ女性が結構多いのです。

 

(※もちろん、個人差があります。)

(※またMであったとしても、誰彼構わずにいじられたいわけでもないです。
ある程度好印象を持っている男性、またはすでに好きになっている男性からされたいという意味です。
普通に嫌われている状態、またはあまり仲良くない状態でいじったとしても、ただのうざいやつ、と認識されて終わります。)

 

優しい男性はSでない場合が多い

そういう視点で考えたときに、
いい人、優しい人は女性に対して、
Sの刺激を与えることができません。

優しい人は基本的に雰囲気が中間、またはMよりです。

女性をからかったり、いじったり、
ましてやパシリにしたりということは苦手なのです。

ゆえに物足りないと思われがちです。

そういうSよりのコミュニケーションを
性格的に苦手としていることも、
いい人がモテにくくなる理由の1つです。

 

まとめ

ここまでいい人がモテにくい理由を見てきました。

いい人なのにモテない…

その原因は色々ありますが、
次の3つが関係している場合が多いです。

 

理由1
恋愛には駆け引きが必要だから

理由2
優しさの価値の低下

理由3
多くの女性が持つMの願望を満たせない

 

性格の良さは女性から好かれる要素です。

ただ、それだけでは上手くいかないのが恋愛の難しいところ。

心優しい人、愚直な人、生真面目な人が
損をしやすい世界です。

これは恋愛に限らずですが…

私も「そんなのおかしい…」と思い、
やるせない気持ちになったことがあります。

でも、仕方ないです。

そういうものですから。

 

喜びや嬉しさだけでなく、
女性を様々な感情にさせることも、
Mの気持ちを満たしてあげることも、
ときには必要。

そう考えて若干のしたたかさも持ったほうが、
結果として(最終的には)女性に幸せを与えることができます。

(その度合には注意が必要ですが。
Mの気持ちを満たせるからと殴ったりとか、
散々罵倒したりとかそういうことは当然ダメです。)

 

ぜひ、参考にしてみてください。

それでは読んでいただきありがとうございました。