風俗に行けば童貞を卒業できるのか?

以前モテない男性から、

「経験がないから風俗に行くべきでしょうか?」
「風俗に行けばそれで童貞を卒業したことになりますか?」

というような質問を受けたことがあります。

 

私が童貞だったとき同じように考えていました。
だから、その気持ちはわかります^^;
童貞であることってすごいコンプレックスなんですよね。
「俺は男としてダメなのだろうか…?」
と自信がなくなります。

 

「いつまで童貞なのだろう…」
「後輩にも彼女がいる、それなのにオレは…」
と漫然とした焦りも感じます。

周りの友人に相談しても、
(そもそも相談もなかなかしにくいのですが…)
「風俗で経験したら?」みたいに軽く言います。

そのため、
「風俗に行けば童貞というコンプレックスから解放されるのだろうか?」
と悩むわけです。

 

風俗に行けば童貞を卒業できるのでしょうか?
今日はそのことについて私の経験からお話しようと思います。

 

風俗に行っても童貞のままです

結論から言うと、

“風俗に行っても童貞のままです。”

 

厳密に言えば、
肉体的には童貞ではなくなるかもしれませんが、
コンプレックスはなくなりません。

これが正しい表現ですね。

そう断言できます。

 

なぜそう言い切れるかと言うと私自身が風俗で初経験を経験したからです(爆)
しかも相手は30後半~40くらいの太ったおばちゃん…。

あまり思い出したくない過去です…(´・ω・`)

そういう経験があるので断言できますが、
風俗でSEXしても童貞というコンプレックスはなくなりません。

 

セックスしても気持ちは童貞のまま

なぜ女性とエッチをしても童貞と変わらないのでしょうか?

それは問題の核心が別の部分にあるからです。

セックスを経験したことがあるかないかじゃないんです。

 

童貞の方は、
「女性とやったことがないからコンプレックスに感じる」
と思っているのですが、実はそうではないんですね。

コンプレックスを感じる真の理由は別のところにあるんです。
それは何かと言うと、
“女性から男として認められたことがない”
という自分の無力にコンプレックスを感じているからです。

 

童貞の人が感じているのは女性経験があるかどうかではなく、
そういう状況に至れない自分自身の無力感や劣等感、そして焦燥感です。
だから風俗に行ってヤったとしてもその劣等感はなくなりません。

 

もちろんそれ(風俗という体験)が一つの経験にはなります。
男として1つ成長はできるでしょう。
実際に女性を経験できるわけですから。
ですが、それでは本当の意味で自分を認めることができないのです。

 

別の分野に例えて考えてみましょう。
なんでもいいんですけど、そうですね、サッカーに例えましょう。
サッカーですごい下手な選手がいるとしますよね。

 

その選手に自信をつけさせるためにチーム全体で手伝って、
シュートの手伝いをするとしましょうよ。
相手チームにハンデを貰ってゴールキーパーもなし。
ディフェンスもなし(笑)
つまりただボールを蹴れば絶対にゴールできる状況を作ってもらったとします。

 

で、その状況で自分自身は特に何もせずその状況でパスをもらって、
ただシュートを打ってゴールしても、

「俺はやったぜ!!」
「俺もやればできるんだ!」
「もうこれでシュートが入らないっていうコンプレックスから解放される♪」

と言えるでしょうか?

 

それで思えるならそれはそれでいいのですが、
多くの人はそんなことでは劣等感から解放されないと思うのです。

下手くそなりにがむしゃらに突っ込んで行って、なんとか自分の力でシュートを決める。

自力で克服して初めて自信になるはずです。

 

「反省点は色々あったし、無様だったけど…
俺、自分の力で1点取ったよ!」

というような状況になって初めて自信になるのではないでしょうか。
点は取れなかったけど、惜しいところまで行った、とかね。

 

童貞というコンプレックスも同じです。
「女性のアソコに挿入すればそれで童貞は卒業できる」
というような単純な話じゃないのです。

 

世間では『童貞』だとか、『素人童貞』など色々な言葉があります。
でもそんなのは正直どうでもいいこと。

重要なことは、その男性が女性から認められたことがない、ということなのです。

だから、自分の力で女性をゲットしない限りは、
いくら風俗で経験をしたとしても心は童貞のままだということです。

 

私は風俗で経験をしてもその劣等感を拭い去ることはできませんでした。
自分自身で行動して彼女を作った時に初めて解放されたのです。

だからモテないからといって安易な方法に頼ろうとするのではなく、
彼女を作ろうと努力することが大切だと思います。

 

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