女性に対して「どんな男が好きなの?」と質問すると、
だいたい次の答えが返ってきます。
「優しい人が好き♪」
ですが優しくしても好かれるとは限りません。
むしろ逆効果になってしまうことが多いのです。
その理由は前回お話しました。
→ 前回の記事
そして実はそれ以外にも理由があるのです。
今回の記事では“優しい男がモテない理由その2”をお話していこうと思います。
“優しい男”には2つタイプがある
理由をお話する前に
1つ定義しておく必要があります。
優しい男と一言で言っても
実は2つのタイプがあるのです。
1、いつも優しい男
2、たまに優しい男
この2つです。
1は特に説明は要らないですね。
そのままの意味です。
いつでも優しくしてくれる本当の意味で優しい人のことです。
思いやりのある人や親切な人ですね。
2もそう難しい意味ではありません。
普段は優しくないけどときどき優しさも見せてくれる男です。
いつも優しいわけじゃないけど要所要所で優しい人。
大雑把に言えばこの2タイプに分かれます。
(細かく言えばもっと色々なタイプがあるでしょう)
優しい男がモテない意外な理由
そして実はここで問題になるのはパターン1の人なんです。
いつも優しい男ってモテにくいんですよ。
「優しい人が好き♪」と言う女性は多いのだから、
いつも優しい人は一見有利なように見えますが実際は反対の結果になります。
そうなる理由は人の特性が関係しているのです。
どんな特性かと言うと、
人は絶えず与えられるものやあって当たり前のものには価値を感じにくい
という特性です。
人はいつでもあるものや、ありふれているもの、
当たり前にあるものには価値を感じにくいのです。
例えば空気や水。
「今日も酸素が吸えて本当によかった。
本当にありがたいことだ。」
というように価値を感じる人はあまりいません。
宇宙飛行士やダイバーなら酸素に価値を感じるかもしれませんが、
普通の人からすると価値のないものです。
あるのが当たり前だからです。
健康もそうです。
病気になって初めて健康のありがたみを感じます。
優しさも同じなのです。
つまり、女性に対して毎日のように優しく接していると、
女性はその優しさに慣れてしまいます。
当たり前にあるものになるということです。
悪く言えば感覚が麻痺してしまうのです。
本当はその優しさに価値があるのに、
その価値を正しく認識してもらえないのです。
優しくしてもらえることが当たり前になってるということです。
女性に対して冷たいのに優しいと言われる理由
パターン2の人はその逆です。
普段は優しいわけではないので、
たまに優しくすると女性にとっては新鮮なのです。
“優しさ”の希少性が高いんです。
また普段とのギャップからすごく優しいように感じるのです。
乱暴な男性に惚れている女性っていますよね。
そういう女性はよく次のようなことを言います。
「あの人って乱暴だしいつも素っ気ないけど、
優しいところもあるんだよ?」と。
これは、たまに見せる優しさに希少性という要素が加わった結果です。
こうなると価値が上がったように感じるのです。
また普段の態度との落差によって、
与えられた優しさの価値をより強く感じます。
幽☆遊☆白書というアニメ(原作はマンガ)のOP曲に、
『微笑みの爆弾』という歌があるのですが、
この歌のサビ部分がこれを上手く表しています。
ここで歌詞をあげることはできませんが、
リンクを載せておくのでよかったら見てみてください。
優しさを調整する必要がある
毎日のように優しくすると
女性はその優しさに対して価値を感じにくくなります。
逆に普段は優しくない人がたまに優しく接すると、
希少性や普段の態度との落差から優しいと感じます。
そうして女性は優しくもなんともない男を優しいと言って好いていきます。
本当の意味でいつも優しい男性ほど損をしてしまうのです。
「そんなバカな話があるか」と思われるかもしれませんが、
悲しいことに人の心理がそうなので仕方ないのです。
女性に優しい人と感じてもらうためには、
いつ何時も優しい接するのではなく、上手く調節する必要があるのです。
ですので優しい男はモテないということを
より正確に表現すると、
“いつでもどんなときでも優しく接するだけの男はモテない”
となります。
モテる男性は女性には優しくするだけでなく、
色々な感情を感じさせています。
ドキドキさせたり、ちょっと不快にさせたり、心配にさせたり、
悲しい気持ちにさせたり、怒らせたり、そして優しくしてあげたり、
色々な感情を与えています。
優しくするのももちろん大事です。
ですがそれだけでなく色々な感情にさせてあげること。
それがモテる秘訣の1つなのです。