「彼女を作るのに心理学を勉強しています」← それ無駄かもしれません

こんにちは。
恋愛コンサルタントの田中翔馬です。

今日は、

【彼女を作るのに心理学は役に立つのか?】

という内容です。

「彼女ほしいなぁ…」
「心理学を勉強したら女性と仲良くなれるのかな…?」

と思われているのなら、
参考になる話だと思うので読んでみてください。

 

彼女を作るのに心理学は役に立つ?

心理学は人の心の動き方、
そして行動への影響を研究する学問です。

そのため人と仲良くなる手法として、
取り上げられることも多いです。

(メンタリストDaigoさんなんかもすごい人気ありますよね。)

恋愛にも使える、と考えられがちです。
(彼女を作るのにも使えると考えられがちです)

 

じゃあ、実際どうなのか?

と言えば…

正直なところ…
私はあまり重要視していません^^;

役に立つと言えば役に立つのですが、
ほとんどの場合、
そんな劇的な効果を発揮したりはしないからです。

 

特に巷で言われるような、

〜効果、

〜の法則

みたいなものはたいていそうです。

女性との関係がスムーズに進むのを手助けしてくれる、
“ちょっとした小技”という感じです。

 

例えば有名なザイオンス効果

例えば、有名な心理効果に、

単純接触効果(ザイオンスの法則)

というものがあります。

これはアメリカの心理学者、
ロバート・ザイアンスが発表した心理効果なのですが、
簡単に言えば、

“人は何度も見たり聞いたりするものに
(接触回数の多いものに)
好印象を感じる傾向にある”

というようなものです。

 

1度だけ会ったことのある美人な女性よりも、
同じサークルや職場にいる美人のほうが、
より親しみを感じるんじゃないかと思います。

それは相手の内面を知っているとか、
思い出が積もってきて感情移入が進んでいるとか、
そういうことも関係しているのですが、
接触している回数が多いことも、
それを後押ししていると考えられます。

何度も会っていると相手に好印象を抱く人の心理。
それがザイオンス効果です。

前置きが長くなりましたが、
とりあえずそういう効果があります^^;

 

じゃあ、それを使って女性と仲良くなれるのか?

その力で彼女を作れるのか?

と言えば…

やっぱりそんなことはありません。

たしかに接触回数が増えるほど、
ザイオンス効果も働きます。
そういう心理作用の補正がかかるのは間違いないでしょう。

 

ですが、重要なのは会っているときに
どれだけ好印象な会話、コミュニケーションが取れたか、です。

また、服装(ファッション)もそうですし、
立ち振る舞いや、雰囲気、態度なども重要です。

それができていないと正直、ザイオンス効果は意味がなく、
むしろ逆効果になります。
(接触回数を増やせば増やすほど悪印象になります。)

 

つまり、そのザイオンス効果の補正が働くは確かでも、
真に重要なのはそこではない、ということです。

これはほとんどの心理テクニックに同じことが言えます。

心理学、そしてそこから生まれた心理術は、
女性と仲良くなるのに効果的です。

ただ、あくまでテクニックはテクニックであり、
それだけで女性の心を掴むことはできません。

“心理テクニックは女性と仲良くなるのを
手助けてしてくれるちょっとした小技”

というのが私の認識です。

 

彼女を作るために心理学を勉強する意味はあるか?

もちろん、意味はあります。

ところどころの要所でテクニックを使ったほうが、
色々スムーズに進むからです。

例を出しましょう。

 

恋愛を有利にしてくれる心理テクニック 例

 

例えば女性をデートに誘うとき。

そういうときは一度、女性に

「(私もそこに)行きたい」

と言わせてから誘うと
来てくれる可能性が少し上がります。

次のような感じです。

 

男性:「この前、めっちゃ美味いクレープ食べた」

女性:「そうなんだ?どこのお店?」

男性:「〜の○○通り沿いにあるカフェだよ。
こんなお店。」

そう言って写真を見せる

女性:「え、めっちゃおしゃれ。
いいなぁ、私も行ってみたい♪」

男性:「そうか、じゃあ、よかったら今度一緒に行くか?
いつも〜してもらってるし奢るよ」

 

こんな感じで誘うと、
デートに来てくれる可能性が少し上がります。

ちなみにこれにはどういう心理テクニックが使われているか?

といいますと…

“一貫性の原理”

というものです。

人には、一度自分が言ったことを貫きたい、という心理があります。

 

この会話で言えば、
女性は「私も行ってみたい」と発言しています。

そう言わせたあとで、

「じゃあ、今度一緒に行かない?」

と誘っていますよね。

女性は「行きたい」と表明しているので、
その流れでは断りにくくなるのです。

 

「行きたい」

「じゃあ、今度行く?」

「嫌だ」

 

だと発言に一貫性がないですよね。

自然と、

 

「行きたい」

「じゃあ、今度行く?」

「行こうか」

 

となる流れになります。

(※一貫性の原理以前に会話の流れとしても
自然でスムーズでもあります。)

(※もちろん、女性が本心から行きたいと思っていない場合、
ただこちらに合わせただけ、
という場合はなにかの理由をつけて断ってくることもあります。)

 

まとめ モテるために心理テクニックを勉強するべきか?

 

今、お話した一貫性の原理もそうですが、
恋愛を有利に進めるために効果的です。

実際、私も毎回使います。
(今では意識しなくても自然と
そういう誘い方をするように癖になっています。)

ただ…

これもザイオンス効果と同じですが、
こういうテクニックが女性の意思決定に多大な影響を及ぼしたりはしません。

 

結局のところ大事なのは、
“相手がこちらのことをどう思っているか?”です。

女性がこちらに対してある程度の好印象を抱いていれば、
ぶっちゃけどんな誘い方をしてもデートに来ます。

(よほど意味不明でおかしな誘い方をしない限りは^^;)

逆に悪印象を抱かれていれば、
どんな心理テクニックを駆使ししても女性は来ません。

心理学やそれに基づくテクニックでは
女性の意思を捻じ曲げることはできません。

テクニックはどこまで行ってもテクニックであり、
ちょっとした手助けになるだけです。

可能性を少しでも上げるためのものに過ぎません。
本質的に重要なものではないということです。

 

ですので、

「心理学を勉強する意味はあるか?」

という問に対しては、

「もちろん意味はあるし使い方によっては効果的。
ただ、それよりも自分磨きをしたり、
もっと具体的な恋愛ノウハウ
(出会いの増やし方や女性の好感度を高める会話法など)
のほうが重要」

という回答になります。

(心理テクニックは最低限、必要なものだけあればOK.
私も数個しか使いません。)

 

彼女を作ることを強く望むのなら、
心理学やメンタリズムを学ぶ優先順位はあまり高くはないです。

自分磨き、恋愛ノウハウの学習、
そしてなによりも女性と接することを優先したほうが
早く結果が出ると思います。

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